2025/10/12 13:20

古代エジプトの神ホルス(Horus)


↑左端
ホルスは天空の神であり、王権と太陽の守護神でもあります。多くの像やレリーフで、隼の頭を持つ人の姿として描かれます。
上の円形部分は太陽円盤(ラーの象徴)や月をイメージしているように感じるデザインの神聖なピアスです。
神ホルス(天空・太陽・王権の象徴)
太陽神ラーや天空との関連

ゴールドと青の組み合わせ → 古代エジプトで神聖視された色(太陽とナイルの象徴)
ホルスとは
ホルス(Horus)は天空・太陽・王権の神です。
古代エジプトでは「王の守護神」として崇拝され、ファラオ(王様)はホルスの化身とされていました。
姿・シンボル
• 多くの場合、隼(はやぶさ)の頭を持つ男性の姿で描かれます。
• 頭上には、太陽円盤とウラエウス(聖なるコブラ)**を乗せています。
• 目は非常に重要な象徴で、右目が太陽、左目が月を表します。
ホルスの目(ウジャトの目)
• 「ウジャトの目」はホルスの目を象った護符で、魔除けや治癒の力を持つとされます。
• 右目(太陽の目)は「理性」「力」、左目(月の目)は「直感」「癒し」を象徴します。
神話の物語
• ホルスはオシリス神とイシス女神の子。
• 父オシリスは弟のセト神に殺され、イシスが魔法でホルスを身ごもりました。
• 成長したホルスは父の仇を討つため、セトと戦います。
• 長い戦いの末、ホルスは勝利し、「正当な王権」を取り戻しました。
→ この神話が「正義が悪に勝つ」象徴として語り継がれています。

意味・象徴
• 王の正当性と守護
• 太陽の力・天空の広がり
• 勇気と再生
• 正義の勝利
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